スーパーバイク世界選手権の第11戦が9月15日、トルコのイスタンブール・パークで開催。ホンダのレオン・ハスラム(Pata Honda)が、第1レースで9位、第2レースで8位と、両レースでポイントを獲得した。
第1レースは、タイヤのグリップに苦しみ、コースアウトを喫するなど厳しい走りを強いられ、ハスラムは10番手へとポジションを落とした。ピットインのサインが出たが、そのまま、粘り強い走りを見せる、終盤はチームメートのミシェル・ファブリツィオらと3選手で9位争いを繰り広げるが、ハスラムが抑えきって9位でフィニッシュした。
ハスラムは、第1レースのデータを分析。大幅にセットを変えて挑んだ第2レースでは、ラップタイムが大幅に向上して8位でフィニッシュした。順位的には第1レースの9位とそれほど変わらないが、ジュール・クルゼール(スズキ)とし烈な7位争いを繰り広げた上での8位だった。また第1レースではトップとの差が40秒あったが、第2レースでは、その差を17秒へと大きく短縮した。
■レース1
1位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)
2位:マルコ・メランドリ(BMW)
3位:トム・サイクス(カワサキ)
4位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
5位:ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)
6位:トニ・エリアス(アプリリア)
■レース2
1位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)
2位:トム・サイクス(カワサキ)
3位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
4位:マルコ・メランドリ(BMW)
5位:トニ・エリアス(アプリリア)
6位:チャズ・デイビス(BMW)
■ポイントスタンディング
1位:トム・サイクス(カワサキ)323P
2位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)315P
3位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)297P
4位:マルコ・メランドリ(BMW)290P
5位:チャズ・デイビス(BMW)239P
6位:ロリス・バズ(カワサキ)180P