ボルボ・カー・ジャパンは、スウェーデンと日本がアートを通じて、両国に共通する“美”を追求し、文化交流を深めることを目的とした特別展示イベント、ボルボ・モダンアート展を開催する。
9月13日から30日までボルボ・カーズ 港・中央(東京都港区)にて開催されるこのイベントは、モダン・スウェーデンデザインの父と称されるオーケ・アクセルソン氏と、“現代における日本の文化創造”をコンセプトに活動している緒方慎一郎氏、そして、オーケ・アクセルソン氏の娘、カタリナ氏による共演である。
オーケ・アクセルソン氏はスカンジナビアンデザインについて、「(デザイン面において)機能的であり、使いやすいことがとても重要ですが、それだけではなく、触れることで、人間が良い気持、良い気分になることも大切なのです」とビジネスライクではなく、人への温かみが感じられるデザインだと話す。
そして、最近の傾向として、「環境への配慮、資源に対する配慮が、自然に考えられ作られているという特徴があると思います。資源に関してはとても重要なことです」と述べる。
オーケ氏の家具も、「資源を大切に使う必要がありますので、家具を作るにしても原料うまく使い、不要なものを出さないようにしています。エコロジーに対して積極的な配慮をしています」と語った。