全日本空輸(ANA)グループは8月16日、国際線貨物の「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を9月1日から引き上げると発表した。
同社グループでは、燃油特別付加運賃を申請時点における直近1か月の航空燃油市場価格の平均に基づいて見直している。
今回、7月1日から7月31日までの同価格の1か月平均が1バレル当たり121.17米ドルとなったため、引き上げる。
9月1日からの燃油サーチャージは、長距離路線(日本~北米・欧州・中東など)が1kg当たり、現行より7円アップの127円となる。
遠距離アジア路線(日本~シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシアなど)が3円アップの91円、近距離アジア路線(日本~韓国・台湾・中国・香港・フィリピンなど)が2円アップの77円となる。