【F1】波瀾万丈のメルセデスAMG…マシンは上々、安定感を取り戻せるか

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ルイス・ハミルトン(メルセデスベンツAMG)
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メルセデスAMG
208ポイント(ニコ・ロズベルグ84/ルイス・ハミルトン124)

メルセデスAMGの2013年前半戦を一言で言い表すならば、「波瀾万丈」だろう。

ブラックリーのファクトリーは、ルイス・ハミルトンを獲得したこともあり、開幕前から注目を集めていた。当初ハミルトン自身は移籍最初のシーズンに優勝があるとは期待していなかったが、早くも2戦目にはチームの巧みなストラテジーもあってポディウムに立つことができた。

カート時代にもチームメートとして組んだことのある二人だが、多くの関係者が思慮深いロズベルグのドライビングは、どちらかというと荒削りなハミルトンを寄せ付けないだろうと予想していたのに反し、彼ら二人の競争は激化した。

シーズン半ばを過ぎた時点で、ハミルトンはポールポジションの数で優位(4対3)に立つ一方、優勝回数ではロズベルグが優位(2対1)に立っている。この間ロズベルグが経験した3度のリタイアがなかったとすれば、ポイント差はもう少し接近していたはずだ。

ハミルトンは、前半戦でW04に対する信頼感を持つことができなかったようだが、ハンガリーGPの好調さを見ると今後勢いに乗れることは充分に予想できる。

メルセデスAMGチームとしても十分に期待できそうだ。元マクラーレンのパディ・ロウの移籍がスムーズに完了したことがテクニカル面での追い風となるだろう。

ハンガリーGPでもその兆しは見られたが、主にロングランでメルセデスAMGを苦しめていたタイヤ問題が本当に解決したのであれば、たとえタイトルには手が届かないとしてもブラジルGPまでおそらく勢いを落とすことなくライバル勢を追い上げることになるだろう。

《編集部》

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