13日午後8時5分ごろ、熊本県八代市内の市道で、路肩を歩いていたとみられる73歳の男性に対し、後ろから進行してきたとみられる軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた32歳の男を現行犯逮捕している。
熊本県警・八代署によると、現場は八代市千丁町新牟田付近で車線区別のない幅員約5mの直線区間。73歳の男性は路肩を歩いていたとみられるが、後ろから進行してきた軽乗用車にはねられた。
男性は頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、約4時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた同市内に在住する32歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
聴取に対して男は「カーナビを操作していて前を見ていなかった。はねるまで気づかなかった」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故の主因とみて、発生の経緯を詳しく調べている。