フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は7月17日、同社が日本に正規輸入するフォルクスワーゲン車の累計台数が100万台となったことを記念し、100万台目の車両となる新型ゴルフを陸揚げする様子を報道関係者に公開した。
この日、VGJの豊橋インポートセンターに隣接する明海埠頭第一号岸壁には、6月12日にドイツのエムデンを出港した自動車専用船「シャンハイ ハイウェイ号」が接岸しており、同社社員や関係者、報道陣が見守る中、100万台目となる新型ゴルフが陸揚げされた。
VW車の輸入販売は、1953年からヤナセが行なっていたが、1980年代にフォルクスワーゲンAGの100%出資による日本法人としてVGJの前身となるフォルクスワーゲン株式会社が設立され、1989年に輸入権を獲得。
同社は1991年から自前のインポートセンターとして、愛知県豊橋市で「豊橋インポーターセンター」を稼働。1992年にはVGJの本社機能を東京から豊橋に移転し、翌年から同センターを本格稼働させた。2003年には同社によるVW車の輸入累計50万台を達成しており、今回の累計輸入台数100万台は、1991年4月の第一船入港以来、22年3ヶ月で達成されたことになる。