ヤマハ発動機の柳弘之社長は7月3日、リーニング・マルチ・ホイール(LMV)と名付けた3輪バイクを100万円以下の価格帯で2014年前半に市場投入することを明らかにした。
柳社長はLMVについて「東京モーターショーで詳細を発表したい」としながらも、「既存の3輪バイクはコミューター用途だが、我々が狙っているのはもう少しスポーティなセグメントで、より使いやすく、圧倒的に軽く、機能性に優れたところを狙っているので、今までのものより違う商品になる」と解説。
その上で「我々は、よりスポーティで、多用途にアプリケーションできるようにラインアップをそろえていく。排気量も小から大まで色々。第1弾は前輪2つでいくが、その後は色んなバリエーションがでてくる」と述べた。
価格に関しては「100万円を切ると思う」とし、「来年前半に導入するのは決めている。日本を含め可能性のある市場にすべて」と語った。また、具体的な排気量に言及しなかったが、「2輪の免許」で公道運転ができるとの見通しを示した。