再取得費用がもったいないと25年間の無免許運転、66歳の男を逮捕

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大阪府警は12日、1988年に違反累積で免許を失効させた後、約25年間に渡って無免許運転を続けてきたとして、大阪府大阪市西淀川区内に在住し、韓国籍を持つ66歳の男を道路交通法違反や道路運送車両法違反容疑で逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

大阪府警・東淀川署によると、逮捕された男は2013年5月15日の午前9時15分ごろ、大阪市西淀川区姫島付近の市道で乗用車を無免許運転した疑いがもたれている。クルマは他人名義で、車検と自賠責保険の切れた状態だった。

男は1988年9月に違反累積が原因で免許取り消しになったが、以後は再取得しないまま、業務や遊興などで日常的にクルマを運転していたとみられる。

使用していたクルマは他人名義だったが、このクルマは約5年前から同市内で45回の駐車違反を繰り返し、67万6000円分の反則金が未納となっていた。このため、警察が運転者の特定を行っていたところ、今回逮捕された男が主として使用していることが判明した。

聴取に対して男は無免許運転や無保険車運行の事実を大筋で認めており、「運転はできるし、免許取得や保険に加入するお金がもったいなかった」、「25年間、事故は一度もなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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