宮城県道路公社が管理する仙台南部道路が2013年7月1日付で、NEXCO東日本に移管すると、NEXCO東日本、宮城県道路公社が発表した。
移管の目的は、仙台都市圏高速環状ネットワークの一元管理。これにより、均一な料金体系の実現、ETC割引による料金サービスなど、道路利用者の利便性が向上するとNEXCO東日本では説明している。
宮城県道路公社が管理する仙台南部道路は、NEXCO東日本が管理する東北自動車道、仙台北部道路、仙台東部道路、三陸自動車道と連結し、仙台都市圏高速環状ネットワーク「ぐるっ都・仙台」を形成する路線。正式名は、県道仙台南インター線で、区間は、仙台市若林区今泉二木西~仙台市太白区茂庭字人来田中までの延長12.2km。
NEXCO東日本に移管されることで、仙台南部道路の通行料金は変更となる他、ETC時間帯割引も導入される。
宮城県道路公社が管理する仙台南部道路をNEXCO東日本に移管するに先立ち、関係機関の立ち会いのもと、2013年6月21日に、引継書を取り交わす。