本田技研工業は6月13日、『N BOX』など計5車種のドライブプーリシャフトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2011年12月2日~2013年5月9日の間に製作された38万4614台。
変速レバーを前進または後退位置に操作後、素早いアクセル操作を行うと、無段変速機のドライブプーリシャフトに高い負荷が加わり、シャフトが折れて、走行不能となるおそれがある。
ドライブプーリシャフトへの負荷が基準値以内の場合は、油圧制御プログラムを書き換え、基準値以外の場合は無段変速機を新品と交換し、同プログラムを書き換える。
不具合発生件数は3件で、市場からの情報で発見した。
事故は起きていない。