6月7日午後10時45分ごろ、東京都昭島市内にあるJR青梅線の踏切で、遮断機作動後に踏切内へ進入した原付バイクと、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた23歳の男性が死亡している。
警視庁・昭島署によると、現場は昭島市美堀町4丁目付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。原付バイクは遮断機が下りた踏切へ強引に進入。直後に通過した下り普通列車(東京発/青梅行き、10両編成)と衝突した。
この事故でバイクを運転していた男性が死亡。後の調べで、八王子市内に在住する23歳の男性と判明している。死亡した男性は3年前に運転免許を失効させており、以後は無免許だったとみられる。
また、このバイクには列車の衝突直前まで後部に別の男性がもう1人乗っていたという目撃証言もあるという。同乗者は踏切への進入直前に飛び降りて逃走したとみられ、警察ではその行方を捜すとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。