日本RV協会は、同協会に所属するキャンピングカー事業者が2012年に出荷および輸入したキャンピングカーの総台数は4536台、廃車台数は173台だったことを発表した。
出荷・輸入台数に、これまでの保有台数・推定7万5600台を足すと、日本国内におけるキャンピングカーの総保有台数は約8万0500台と推測できる。
協会会員事業者による2012年度の国産キャンピングカーの新車総出荷台数は、軽自動車キャンピングカーを含め前年比18.9%増の4536台。過去最高といわれた2008年の4284台をも超えて、統計を取り始めて以来の最高値を記録した。
ジャンル別では、キャブコン1168台(前年比11.9%増)、バンコン1763台(同22.1%増)、バスコン156台(同400.0%増)、キャンピングトレーラー91台(同78.4%増)、8ナンバー以外1295台(同6.1%増)となり、満遍なく増加している。
また、中古車の販売も2012年度は好調に推移。国産車ではキャブコン、バンコンの販売数が好調で、キャブコン1234台(同87.5%増)、バンコン1142台(同224.4%増)と、ともに前年の2倍近い販売数を記録した。国産中古車をすべて合わせた総販売数は2714台(同68.0%増)となり、過去4年間で最多だった2009年の1738台を抜いてトップとなった。
輸入車の中古販売も順調で、クラスA、クラスB、クラスCともにすべて前年の2倍近い販売数を達成したほか、キャンピングトレーラーも微増ながら、前年比2%増をクリア。各ジャンルの合計数では前年比45.8%増の544台を記録し、ここ4年間では最多の販売数台数をマークした。