全日本空輸(ANA)グループは、昨年の創立60周年を契機とし、リニューアルする新ユニフォームのデザイナーをニューヨークの新進気鋭のデザイナー、プラバル・グルン氏に決定したと発表した。
グルン氏の手がけたデザインはこれまで数々の賞を受賞し、ミシェル・オバマ米国大統領夫人や英国キャサリン妃、レディー・ガガなど多くの一流セレブも愛用している。
今回デザイナーを選定するにあたり、まずグループユニフォーム導入会議を設置し、社員、乗客対象のユニフォームイメージ調査の結果を参考に、新ユニフォームのコンセプトを設定した。その後、ANAグループの新ユニフォームのコンセプトを具現化できるかの検討を重ね、ANAグループ経営ビジョンである「世界のリーディングエアライングループ」に向けさらなるグローバル化に挑戦するANAの思いと合致した、プラバル・グルン氏を採用することに決定した。
新ユニフォームは、ANAグループのキャビンアテンダント、地上旅客係員あわせて約1万人が着用する予定。新ユニフォームのデザインは、年内に改めて発表する。導入時期は2014年下期の予定。
同社では、ANAブランドを象徴するユニフォームをリニューアルすることで、フルサービキャリアとして進化するANAを感じてもらいたいとしている。