WRC、ローブとオジエがF1モナコグランプリのサポートレースで対決

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セバスチャン・ローブとセバスチャン・オジエ
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WRCは5月22日、ワールドラリーチャンピオンシップの2人のドライバー、セバスチャン・ローブとセバスチャン・オジエが、今週末に行われるF1モナコグランプリのサポートレース、ポルシェ・モービル1・スーパーカップで460馬力のポルシェ『911GT3』をドライブすることを公表した。

3週間前にラリーアルゼンチンで勝利を争ったこの2人のライバルは、このレースで初めて舗装路面で競い合うことになる。

2人は23日の木曜日に3.3キロメートルのモナコのコースで、初めてのプラクティスを行うこととなる。そして翌日の金曜日の午前9時45分から予選が行われ、さらに日曜日の午前9時45分に16ラップの決勝レースが行われる予定になっている。

FIAワールドラリーチャンピオンシップをリードするオジエは、「チーム・オールユーニード・バイ・プロジェクト1」の911レースにゲスト出場することを楽しみにしている。

「モナコをラリーとは違った視野で経験できることは、僕にとってとてもスペシャルだ。2週間前のホッケンハイムでのテストセッションで、僕はポルシェの座席に初めて座った。昨年の覇者であるショーン・エドワーズが幾つかのアドバイスをくれて、僕はテストの終盤には本当にうまくやっていた」

「僕は無論のこと、セバスチャン・ローブに注目している。もっと速くなりたいという切望はいつも持っているが、セブ(ローブ)はこのレーストラックでもっと多い経験を持っている。それを念頭に置いて、僕は週末を楽しむように心掛け、いつもの様にベストを尽くすだけだ」とオジエは語った。

ローブはモナコのサーキットでレースをしたことはないが、2012年のグランプリ・デ・パウでのダブルビクトリーを含むフランスでの幾度かのポルシェ・カレラ・カップで競い、ポルシェに関する予備知識を持っている。そして最近では5月12日にバルセロナで行われたポルシェ・スーパーカップのラウンドで、ローブは11位でフィニッシュした。

「このチャンピオンシップで走るのは、ほとんど不可能なほどの大きなチャレンジだ。ポルシェ・カレラ・カップ・フランスでの経験をいつも楽しんでいる。これこそ本当のレースだ。皆が同じ車で競い、戦わなくてはならない。彼等はいつもレースで熱く素晴らしい戦いを繰り広げる。ポルシェ・スーパーカップは高いレベルのレースだ」とローブは語った。

《河村兵衛》

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