日本航空は5月5日、フライトに関わるすべてのスタッフを男性のみで運航する「こいのぼりフライト」を実施した。毎年5月5日に実施している恒例イベントで、通常は女性が中心となる客室乗務員(キャビンアテンダント=CA)まで男性が務めている。
こいのぼりフライトは5月5日は端午の節句とこどもの日に合わせて行われているもの。運航に関わるすべてのスタッフを男性のみで構成している。
パイロットや整備スタッフは男性の方が多いが、CAは女性が中心。JALグループ全体でも男性CAは70人しかおらず、日本人は20人。この中から10人を選抜し、前日やその後の乗務も考慮しながら当日のフライトに割り当てるのは結構大変な作業になるという。
こいのぼりフライトとなったのは沖縄・那覇行きの907便。出発前にはCA以外のスタッフが搭乗口に並び、乗客に記念品やメッセージカードの配布を行った。