ブリヂストンは、タイに建設する建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ(ORR)新工場の建設予定地で、現地時間4月29日午前に定礎式を行った。
定礎式には、建設予定地の工業団地関係者、建設会社関係者を招き、ブリヂストングループからは津谷正明代表取締役CEO、新工場の運営を担当するブリヂストン スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング(タイ)(BSTMT)の金子茂社長らが出席した。
ブリヂストンは、全世界の鉱山、採石場、港湾および建設現場等の車両にORRを供給。同社グループではこれまで日本および米国のみでORRの生産を行っていたが、今回の新工場建設によって、旺盛なタイヤ需要に対応するとともに事業環境の変化に柔軟に適応する生産供給体制の構築が可能となる。新工場は2015年上期の生産開始を予定しており、2019年上期には日産約85トンの生産能力を見込んでいる。