月に1度のタイヤ空気圧点検、6割が実施せず…日本自動車タイヤ協会調べ

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ゴールデンウィークのドライブについての意識調査
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日本自動車タイヤ協会は、20代から50代のドライバー男女400名を対象に「ゴールデンウィークのドライブについての意識調査」を実施、その結果を発表した。

調査の結果、ゴールデンウィークのドライブ旅行先の決め手は、「お金があまりかからない」との回答が1位となり、ドライブ旅行者は節約の志向が高いことがわかった。

また、事前にどのようなメンテナンスをするつもりか尋ねたところ、「タイヤの空気圧点検」(57.3%)がトップで、以下、「洗車」(52.0%)、「車内清掃」(43.9%)と続き、タイヤの空気圧点検の意識が高いことがわかった。

しかし、6割の回答者はタイヤの空気圧点検を月に1回以上実施しておらず、適正なタイヤ空気圧点検の頻度に達していなかった。また、タイヤの空気圧が低下すると、燃費悪化につながると知っているのは全体の約3割程度にとどまり、節約を意識しつつも、適切なタイヤ空気圧による節約効果が十分に把握されていない現状が浮き彫りになった。

ゴールデンウィークのドライブ旅行の予算については、一人あたりの想定予算は平均2万868円で、去年と比べて「変わらない」、「減る」との回答が9割を占めた。滞在期間については「日帰り」、「1泊」で行ける近場が多く、その決定には女性の意見が尊重される傾向が見受けられた。

同協会では、タイヤの空気圧が低下した状態では、燃費の悪化、バーストや偏磨耗などのタイヤ損傷につながるため、適切なタイヤ空気圧管理などの重要性を呼びかける。4月8日の「タイヤの日」をはじめ、月に1度は空気圧点検を意識してもらうため、年間を通したタイヤ点検の実施や、タイヤ使用管理リーフレット配布などの安全啓発運動を引き続き展開していくという。

《村尾純司@DAYS》

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