空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は、現在建設中のクアラルンプール新国際空港(KLIA)新格安航空ターミナル(LCCT)「KLIA2」に関して、6月28日のオープンに向け順調に準備を進めているという。
現在工事は82%まで進んでおり、管制塔建設や滑走路の舗装工事が行われた。MAHBはKLIA2のオープンに向け1102人を雇用した。うち746人が航空の警備、172人がオペレーション・サービス、98人がエンジニアリングとメンテナンス、86人が消防及び救助サービスに配備される。
「KLIA2」は格安航空の需要の高まりを受け、現行のLCCTに代わるものとして総工費40億リンギをかけて建設が始まった。年間取扱能力は4500万人に達する見通しだ。小売スペースは3万2000平方メートルで、225店舗が入店する。