【バンコクモータショー13】若者に向けてバイクの楽しさとカルチャーを訴求したホンダ

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APホンダのプレスカンファレンス(バンコクモーターショー13)
  • APホンダのプレスカンファレンス(バンコクモーターショー13)
  • APホンダの加藤千明社長
  • APホンダのプレスカンファレンス(バンコクモーターショー13)
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  • ZOOMER X カリフォルニアスタイル

タイの中間層所得が増大して自家用車が身近なものになってきたとはいえ、いまもって自動車は贅沢品。ということもあって、安価な生活の足であるモーターサイクル(バイク)への関心はタイにおいて非常に高い。

そうした旺盛な二輪需要もあって、タイの二輪車販売の合弁会社であるAPホンダは、2013年のタイ国内での販売目標を前年比4%増となる155万台に設定。バンコクモータショーでも出展社中最大クラスのブースを構えている。

展示としては、単なる生活の足としてのバイクではなく、より豊かで個性的なライフスタイルを楽しみたいと考える若者層をターゲットとしたコンセプチュアルな演出が目を引く。APホンダの加藤千明社長は、「これまで投入したモデル、またこれから投入する数々のモデルを通じ、ホンダの強い思いを“PLAY NOW”というブースコンセプトで表現した」と説明する。

ブース内は「ファッショニスタ(Fashionista)」「パフォーマンスマニア(Performance Mania)」「ライフエクスプローラー(Life Explorere)」「イージーゴーワー(Easy Goer)」「パーティアニマル(Party Animal)」という5つのライフスタイルゾーンで分けられ、総計60台のマシンを展示。

さらに、コンセプトモデルとして、スクーター『ズーマー X』をベースにした『ズーマー X カリフォルニアスタイル』と60年代のロードレーサーをイメージした『RC-X ミニヴィンテージレーサー』を出展した。

「これらのコンセプトバイクを通じて、チャレンジングスピリットやレーシングスピリットといったホンダの原点を感じていただきたい」と加藤社長。

カンファレンスでは、四輪車よりもプレスの数が多く、フォトセッションでは人でごった返すなど、強烈な熱気。モーターショー会場での配られるパンフレットやカタログなどもそうとうに凝った作りようで、バイク市場の大きさと、この市場に対するホンダのコミットを印象づける内容だ。

《北島友和》

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