アメリカ最高峰のオープンホイールレース「IZODインディカー・シリーズ」が今季の開幕戦を迎え、23日に行なわれた予選で佐藤琢磨が2番グリッドを獲得、幸先の良いスタートとなった。
フロリダ州セント・ピーターズバーグでの開幕戦に臨んでいる琢磨は、今季がインディ参戦4年目。A.J.Foyt Racingへと移籍して迎えた初戦での好発進に、「ほんの小さな差でポールポジションを逃したことは、ドライバーとしてもちろん悔しい。でも、移籍して初めてのレースで予選2番手という好結果を得られたことは、とてもハッピーだと思う。ホンダエンジンも高い性能を発揮してくれているので、明日は自身のキャリアベスト更新となる優勝を目指し、全力で戦いたい」とコメントしている。
ポールポジションは、過去3年連続シリーズ2位のウィル・パワー(Team Penske/エンジンはシボレー)。前年王者ライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport/シボレー)は8番グリッドからのスタートとなる。
今季のインディカー・シリーズは、最大イベントのインディ500(5月)を含む全16大会/19レースのスケジュール。その戦いの火蓋が切られる開幕戦で琢磨が待望の初優勝を飾れるかどうか、注目されるところだ。