3月20日午後11時30分ごろ、愛知県蟹江町内の県道で、自転車で道路を横断していた22歳の男性に対し、交差進行してきたワゴン車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた34歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
愛知県警・蟹江署によると、現場は蟹江町西之森付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。22歳の男性は自転車で横断歩道を渡っていたが、交差進行してきたワゴン車にはねられた。
男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。クルマを運転していた同町内に在住する34歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察は自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
調べに対して男は「自宅で酒を飲んでいたが、物足りなくなったので店で飲み直そうとしていた」などと供述。飲酒運転の事実を大筋で認めているという。警察では事故当時の信号表示状況など、事故発生の経緯を詳しく調べている。