三井不動産リアルティと宝塚市は22日、「三井のリパーク」宝塚市立スポーツセンター前駐車場にハイブリッドソーラーシステムを導入したと発表した。同システムの導入により場内照明に使用する電力を、太陽光発電で最大100%供給することが可能となった。
宝塚市は、市有地の有効活用を図るために土地利用条件付(駐車場用地)賃貸借事業の公募を実施、三井不動産リアルティを民間駐車場事業者として選定した。駐車場には、ハイブリッドソーラーシステムや駐車場全照明へのLEDの採用等、環境への負荷の軽減を図る設備が導入されている。
今回導入したハイブリッドソーラーシステムは、日照時に8枚のソ-ラーパネルで太陽光による発電を行ない、蓄電された電力で日没後の看板・照明機器を点灯させる。同システムを導入することで、年間最大約1840kwhの電力を発電することができ、約761kgのCO2 排出量の削減が見込めるという。