【東京モーターサイクルショー13】KTM、電動バイク E-SPEED を世界初公開

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KTM 電動スクーター E-SPEED(東京モーターサイクルショー13)
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  • KTM ハラルド・トゥルキンガー氏
  • キスカ・デザイン ジャラルド・キスカCEO

KTMは3月22日、第40回東京モーターサイクルショーで、電動スクーター『E-SPEED』を世界初公開した。

E-SPEEDは都市近郊向けに開発された電動バイクで、最大トルク36Nm、平均出力11kWの永久磁石同期モーターを搭載し、ベルトドライブ機構を通じてリアホイールを駆動させる。

KTMの製造、購買担当役員を務めるハラルド・トゥルキンガー氏は同日、モーターサイクルショー会場で会見し、「これは我々が考えるE-モビリティ、そしてスポーツモビリテを具現化しているもの」とした上で、「これはただのコンセプトモデルではない。目の前でライトをつけてウインカーもついている。全てが揃っていることからもわかるように、十分に量産を意識した商品。まだ時期は言えないが、我々当然市場に導入するためのプロトタイプと考えている」と述べた。

またKTMのデザインを担当するキスカ・デザインのジャラルド・キスカCEOは「電動バイクはバッテリーという大きなものを積まないといけないので、オートバイの能力を考えると制約がある。何よりもバッテリーが持っている熱という問題を解決しなければならない」と指摘。

その上で「そうした熱や重量を解決するためにバッテリーをひとつの大きなコンポーネントで囲むことで、バッテリーを中心としたフレーム部分を造り、そこにフロント、リアサスペンションを付ける形で出来上がったのがE-SPEED。こうしたデザイン手法をとらなければ、これだけ軽量で、走って楽しいオートバイを造ることはできないと考えている」と語った。

《小松哲也》

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