東武鉄道と東武タワースカイツリーは、展望車両634型「スカイツリートレイン」の車内側面などに東京スカイツリーからの眺望をテーマにした特別ラッピングを実施。浅草~春日部間の走行中車内で、その内容を関係者などに公開した。
車内には、東京スカイツリーの眺望や公式キャラクターによる演出などがいっぱい。車両ごとに異なる 4つのテーマで、車内の壁・床・扉からトイレにいたる細部までラッピングされている。
スカイツリートレインの座席に腰掛けると、足元から車窓ガラスにかけての内壁に、江戸一目図屏風や自然豊かな写真など、各車両にテーマを持たせた絵が付けられている。
1号車は江戸一目図屏風の世界。東京スカイツリーの天望デッキに展示されている、江戸時代の鳥瞰図「江戸一目図屏風」の世界を車内に。
2号車は展望台から見える山々。展望台から望む富士山、白根山、浅間山などの雄大な山々をダイナミックに表現。
3号車は眺望の一日。時間とともに移りゆく展望台の一日の眺望の移り変わりを。
4号車は東京スカイツリーの一年。展望台からの象徴的な風景をもとに、季節の移り変わりを表現している。
また、東京スカイツリー公式キャラクターのソラカラちゃんなどが随所に“出没”し、隠れキャラ探しのような楽しみも含ませている。
インテリアがさらに楽しい雰囲気となったスカイツリートレイン。東武鉄道などは今後、土休日を中心に、両毛地域、大宮、日光・鬼怒川と、東京スカイツリータウンを結ぶ臨時特急列車として運転するほか、会津方面への運行も計画しているという。