フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)事務局、トヨタテクノクラフトおよびトヨタ自動車は、2013年のフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)を7月22日から24日、富士スピードウェイ・ショートサーキットで開催する。
FTRSは1995年より開催。世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの発掘・育成と、正しいドライビング教育による国内モータースポーツの底辺拡大を目的としている。
校長は日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳氏が務め、そのほか経験豊富なトヨタ系レーシングドライバーおよび経験者がマンツーマンに近い状態で直接指導にあたる。
内容は2泊3日の合宿形式。座学から始まり、実走行においてはシフトチェンジなどの基礎から徹底した指導が行われるなど、4輪経験のない参加者も徐々にステップアップできるプログラムとなっている。また最終日には模擬レースを実施するなど実戦に役立つプログラムも用意されている。
これまでの開催で延べ550人以上が同スクールを受講しており、F1世界選手権をはじめ、世界耐久選手権など国内外のトップカテゴリーに多くのドライバーを輩出している。
受講対象者は、14歳以上のカートレース出場経験者または四輪レース出場経験者で、定員は12人。受講料は宿泊費・食事込みで21万円。受講希望者は6月25日までにFTRS事務局へ申し込む。