NEXCO東日本、常磐自動車道 南相馬IC~相馬IC間及び原発事故避難者への無料措置継続を発表

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東日本高速道路は、3月31日24時までとしている常磐自動車道の南相馬IC~相馬IC間(延長14.4キロ)の無料措置について、継続すると発表した。また同時に、原発事故により避難している利用者への高速道路の無料措置も継続する。

常磐自動車道の南相馬IC~相馬IC間無料措置対象車両 は全車両となっており、継続期間は2014年 3月31日24時まで。

また、原発事故により避難している利用者に対する高速道路の無料措置は、対象者、対象走行、利用方法等に変更はなく、継続期間は、同じく2014年 3月31日24時までとなっている。

対象者は、東日本大震災発生時(以下「被災時」)に、原発事故の警戒区域等に居住していた者。浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町、広野町、葛尾村、川内村、飯舘村。南相馬市のうちの次の区域、小高区、原町区、鹿島区小島田、鹿島区塩崎、鹿島区大内、鹿島区烏崎、鹿島区川子、鹿島区南右田、鹿島区江垂、鹿島区寺内、市内国有林磐城森林管理署2004班から2087林班まで、2088林班の一部、2089林班から2091林班まで、2095林班から2099林班まで、2130林班。

田村市のうちの次の区域、都路町、船引町横道(中山字小塚、中山字下馬沢を含む)、常葉町堀田、常葉町山根、市内国有林福島森林管理署251林班の一部、252林班、253林班の一部、258林班から270林班まで、283林班から300林班まで、301林班から303林班までの一部。

川俣町のうちの次の区域、山木屋、町内国有林福島森林管理署161林班から165林班まで、167林班。もしくは、居住地が特定避難勧奨地点の設定を受けた者。対象車種は、避難している者が運転又は同乗している車両すべて。

対象走行は、東北自動車道は、白河、矢吹、須賀川、郡山南、郡山、本宮、二本松、福島西、福島飯坂、国見、加須の各インターチェンジ。

磐越自動車道は、いわき三和、小野、船引三春、郡山東、磐梯熱海、猪苗代磐梯高原、磐梯河東、会津若松、会津坂下、西会津の各インターチェンジ。

常磐自動車道は、いわき勿来、いわき湯本、いわき中央、いわき四倉、広野、南相馬、相馬、山元、桜土浦の各インターチェンジとなっている。但し、加須と桜土浦インターチェンジは、双葉町から避難している者に限り対象となる。

《久保田雄城》

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