建築物の金属内外装工事を手がける菊川工業は屋根の両面受光型の太陽電池パネルを搭載したカーポート「ソーラーパーク」を出展している。屋根下にも光が差すようにガラス屋根とすることで、最大で1.7 kWの発電が可能としている。
ソーラーパークは150Wの太陽電池パネル10枚をクリアなガラスで包んだライトスルータイプの屋根を採用している。これにより「明るく開放感があるとともに、両面受光型なので反射した光で充電できるのも特徴」(環境製品開発室牧内俊彦氏)という。
屋根部分で1.5kW、屋根裏の部分で約200Wとトータルで1.7kW発電できるため「2~3人の家庭の電力として単独で使うことや、母屋の屋根に設置した太陽電池パネルで発電した電力と合わせて10kW以上になれば売電も可能になる」(同)としている。