スズキ鈴木会長、13年度の軽販売は58万台・シェア3割目標

自動車 ビジネス 国内マーケット
『スペーシア』発表会見の鈴木修会長(左)
  • 『スペーシア』発表会見の鈴木修会長(左)
  • スズキ『スペーシア』発表 鈴木修会長(右)と本田治副社長

スズキの鈴木修会長兼社長は2月26日に都内で開いた『スペーシア』発表会見で、2013年度の軽自動車販売について、今年度見通しより2万台(4%)多い58万台を目標とする方針を表明した。

鈴木会長は、13年度の軽自動車の全体需要について「今年度に対し補助金終了の反動などはあるが、(前年比)1割までは落ちず7%減の180万台くらいまで行くのでは」との見通しを示した。スズキは今年度の全体需要見通しを193万台程度としている。

そのなかで、スズキは昨年のシェアが29.6%と3割を割り込んだことから鈴木会長は「今後は年度でも暦年でも最低30%のシェアを確保していきたい」と強調した。

軽自動車市場は、ホンダの攻勢によって競争が激化しており、かつてトップだったスズキは13年のシェアが93年以来19年ぶりに3割を割り込む苦戦を強いられている。鈴木会長は13年度の目標を58万台とし、早期に3割台への復元を図る構えだ。180万台規模の市場となった場合、シェアは32.2%となる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集