NASCAR、デイトナ・スピードウェイで28人の観客を巻き込む大事故発生

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デイトナ・スピードウェイの観客を巻き込んだ大事故
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  • デイトナ・スピードウェイの観客を巻き込んだ大事故
  • レース場で手当てを受ける観客
  • レース場で手当てを受ける観客
  • レース場から担架で運び出される怪我人

2月23日、ロイター通信は、デイトナ・スピードウェイで行われたNASCARのDRIVE4COPD 300の最終ラップでクルマ10台が関与する大事故が起こったことを伝えた。

事故によりタイヤなどの破片が観客席に飛び込み、ドライバー1人と観客の少なくとも28人が怪我をしたという。

レースの役員は、14人のファンが近くの病院に運ばれ、他の14人はレース場で手当てを受けたと報告した。怪我人の中には重症だが容態が安定している14才の少年や、現在緊急手術が行われている頭部に致命傷を負った男性などが含まれる。

リチャード・ぺティー・モータースポーツ・チームのドライバー、マイケル・アンネットはデイトナ・ビーチのハリファックス・ヘルス・メディカル・センターで治療を受け、CTスキャン等の検査を受けたとチームは発表した。

この事故はレースをリードしていたリーガン・スミスが他のドライバーをブロックしようと試みて接触事故が起こり、連鎖的に10台のレーシングカーが巻き込まれることとなった。ドライバーのカイル・ラーソンのクルマは宙を舞い、エンジンがもぎ取れるほどの損傷を負ったが、ドライバーは無傷だった。

なお、翌日のデイトナ500は予定通りに開催するとのこと。

《河村兵衛》

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