「SOCIAL MEDIA WEEK」(ソーシャルメディアウィーク)が東京で開催されている。2月20日、米ニュースサイト「ザ・ハフィントン・ポスト」(The Huffington Post)のCEO、ジミー・メーマン氏による講演が行なわれた。
「The Next Wave of Social Media Innovation」と題されたメーマン氏の講演の冒頭、ハフィントン・ポストは朝日新聞との提携により、5月7日に日本版をローンチすると発表した。
講演では、メディアの事業環境について解説。「Facebookの上場時、見込まれていた額ほど株価が上昇しなかったのは、モバイルデバイスでのマネタイズがうまく出来ていなかったから」と指摘した。「モバイルの浸透が進んでいる日本市場に学ぶことは多い。今後日本で学ぶであろうノウハウを世界に展開していく」とした。
加えて「エンゲージメント(ユーザーの積極的な関与)の高いソーシャルメディアを使うこと。併せて広告や口コミの活用が大切」と話した。
またアメリカで事業を展開しているFacebookなどの新規媒体と、新聞をはじめとする既存の媒体企業の時価総額を並べた。旧来のメディアの時価総額を新しいメディアは大きく超えているとし、投資家たち期待の大きさを強調した。