泥酔運転のトラック、民家の外壁を破壊

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2月14日午後10時30分ごろ、福岡県北九州市小倉南区内の国道10号で、大型ダンプトラックと乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。トラックは現場から逃走したが、近くの路地へ進入した際に民家の外壁にも衝突。警察は運転していた49歳の男を逮捕している。

福岡県警・小倉南署によると、現場は小倉南区津田新町3丁目付近で片側3車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。大型ダンプトラックと乗用車は交差点で出会い頭に衝突。乗用車は中破し、乗っていた2人が軽傷を負ったが、トラックはそのまま逃走した。

トラックは近くの路地に入り込んで約100m走行したが、その際に民家のブロック塀に衝突してこれを破壊。別の家も外壁を壊されるなど、2軒が被害を受けた。住人にケガはなかった。

住人から通報を受けた同署員が駆けつけ、トラックを運転していた宮若市内に在住する49歳の男に職務質問しようとしたところ、男が直立していられないほどの泥酔状態だったことが判明。道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。後に国道10号での当て逃げも発覚しており、警察はひき逃げ容疑でも捜査を進めている。

事故当時、現場付近は雨が降っていた。逃げ込んだ路地は大型車が通行できるような幅員ではなかった。調べに対して男は飲酒運転の事実を大筋で認めているという。

《石田真一》

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