ロールスロイスは、米空軍から輸送機「C-130」をサポートする「ミッション・ケア」契約を9730万ドルで結んだ。
今回のミッション・ケア契約では、ロールスロイスAE2100エンジンのサービスに加えて、C-130Jのプロペラやナセルもサポートする。輸送やプログラム管理サポート、エンジニアリングサービス、テクニカルデータのサポートを含む。
ロールスロイスは、ミッション・ケアを通して各国の軍のニーズに対応したサービスを提供している。米国空軍とのC-130Jのミッション・ケア契約は今回が6回目のオプションで、米空軍が海外での戦闘能力を高めるのに毎年効果的なサービスを提供してきた。ロールスロイスでは、部品や機体の90%以上を有効活用できているとしている。
ロールスロイスでは、インディアナポリスに新設した「防衛オペレーションセンター」を通してC-130のエンジニアリングサポートなどを提供している。