スーパーフォーミュラ(旧フォーミュラ・ニッポン)に関しても体制強化が図られた。従来は原則1カー参戦だったチームも通年2台体制にするなど、エンジン供給規模を計4チーム8台へと拡張。さらに昨季シリーズ2位を獲得した塚越がHP REAL RACINGに移籍しており、ホンダ勢全体としてのポテンシャルアップを目指す動きが感じられる新布陣となった。
塚越が抜けたDOCOMO TEAM DANDELION RACING(昨季チーム部門チャンピオン)には伊沢(昨季シリーズ3位)が残留し、武藤が新たな僚友に。HP REALは塚越と中山になり、NAKAJIMA RACINGは小暮と中嶋で変更なし。チーム無限は山本と、もう1台は小林と佐藤琢磨の併用になる。インディカー・シリーズを主戦場とする琢磨だが、昨季同様、数戦にスポット参戦予定で、今季は開幕戦鈴鹿(4月13〜14日)にも出走する。琢磨が出走しないレースでは、小林がステアリングを握ることになるのだろう。