全日本空輸(ANA)は、ボーイング787型機の運航停止長期化を見込んで、3月30日まで国内線・国際線で合計681便を欠航すると発表した。
新たに発表した欠航便は3月1日から30日の間、国内線で461便、国際線で220便を欠航する。国内線は1万4700人、国際線で1万0800人に影響が出る見通し。
同社は787型機がバッテリーからの煙を感知して高松空港に緊急着陸した1月16日から787型機の運航を見合わせている。事故発生から3月30日までの欠航便は累計1887便、影響は12万6220人に及ぶ。欠航便の急増で同社の業績にも影響が及ぶのは避けられない見通し。