1月28日、欧州宇宙機関は「今週のイメージ」の中でハッブル宇宙望遠鏡のとらえた2MASX J09442693+0429569 銀河のイメージを公表した。
この楕円形の銀河は若い恒星を生み出す銀河から、古く大きな「赤く死滅した」銀河へ移行する段階に入っている。ここで2つの銀河が衝突し、周辺のエリアにガスを排出しながら恒星の誕生のプロセスを停止している。
それとは対照的に、ハッブルがさらに宇宙の深みに目を向けると共に、銀河がさらに活動的な恒星の誕生を示していることがわかる。
こうした銀河同士の衝突は、我々の天の川銀河と近隣にあるアンドロメダの間で、約40億年以内に起こることが予想されている。