ダイハツ工業は1月31日の第3四半期決算発表で、2013年3月期の連結営業利益予想を1300億円(前期比13%増)と従来比で100億円上方修正したと明らかにした。
純利益も80億円多い780億円(20%増)に見直した。売上高を含め、いずれも過去最高となる。東京で会見した入江誠上級執行役員は今回の上方修正について、円高の是正による為替効果のほか「10-12月期の国内販売が想定を上回った」と説明した。9月のエコカー補助金終了を機に見込んでいた反動減が小幅にとどまった。
通期の売上高も従来比で600億円上乗せの1兆7300億円(6%増)に見直した。また為替レートは通期で1ドル82円と前期より2円の円安を見込み、前回予想比での増益効果は60億円となる。