フィリピンのLCC(格安航空会社)のセブ・パシフィック・エアは、燃料を低減するシャークレットを装備した同社最初のエアバスA320を受領した。
シャークレットは、軽量な複合材による大型ウイングチップで、空力性能の向上で4%程度の燃料費をカットできるほか、航続距離を約185km延ばすことができる。
セブ・パシフィック・エアは現在、A320ファミリーを34機を運航しており、A320neoを18機、A321neoを30機を含む48機以上を発注している。
エアバスA320ファミリーは単通路型機のベストセラー機で約8900機を受注、380社以上の航空会社に5300機以上を引き渡している。
セブ・パシフィック・エアはフィリピン国内で32路線、アジア全域で21路線を運航している。