全日本空輸(ANA)グループは1月23日、国際線貨物の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を引き下げると発表した。
同社グループでは、燃油サーチャージを、国土交通省への申請時点から直近1か月の航空燃油市場価格の平均に基づいて見直している。
今回、2012年12月1日から2012年12月31日の同価格の1か月平均が1バレル=124.55米ドルとなったため、改定する。
2月1日発券分から、日本~北米・欧州・中東などの長距離路線は現行の1kg当たり134円から127円に7円下げる。日本~シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシアなどの遠距離アジアは現行より3円引き下げて91円、日本~韓国・台湾・中国・香港・フィリピンなどの近距離アジアが2円引き下げて77円となる。