ロシア、トルバチック火山の噴火を人工衛星から見る

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トルバチック火山
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1か月を越える噴火の後、ロシアのカムチャッカ半島にある多くの活火山の一つであるトルバチック山から、溶岩は引き続き流れ出している。

現在のトルバチックの噴火は2012年11月27日に始まり、溶岩は20キロメートルに渡って裂け目の線から、火山の南側のわき腹へと流れ出した。溶岩は雪が積もるくらいまで冷やされている。

雪で覆われた溶岩の流れは、自然色の人工衛星画像において、灰色で示されており、より新鮮な溶岩は黒く表されている。北側の流れの、頭の部分のかすかなオレンジ色は、噴火の裂け目の場所を示している。

このイメージは、2012年の12月22日にNASAのアース・オブザービング-1(EQ-1)人工衛星の、アドバンスド・ランド・イメージャー(ALI)によって収集された。カムチャッカ火山噴火対策チーム(KVERT)によれば、噴火は2012年12月30日まで続いたという。

《河村兵衛》

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