米国の自動車ベンチャー、VIAモータースは12月20日、2013年1月に米国で開催されるデトロイトモーターショー13において、2台の新型EVをワールドプレミアすると発表した。
VIAモータースは、市販車をベースにEV改造を行う米国のベンチャー企業。元GM副社長で、シボレー『ボルト』の開発を主導したボブ・ラッツ氏が、アドバイザーとして参画していることでも知られる新興企業だ。
すでに同社は2013年のデトロイトモーターショー13において、『X-トラック』と呼ばれる新型EVを初公開するとアナウンス。X-トラックは高性能な大型4WDピックアップトラック。パワートレインは走行用モーターを基本に、発電専用エンジンを備えたレンジエクステンダーEVで、最大出力は800ps。
今回VIAモータースは、このX-トラックに加えて、2台のEVをデトロイトモーターショー13において、ワールドプレミアすると宣言。一挙3台の新型EV発表に向けて、スタンバイしている。
現時点では、2台の新型EVに関する詳細は公表されていない。1台が12名乗りのバンで、空港などの送迎用途を想定。もう1台が4WDの高級SUVになるという。