渋滞で進むことができず踏切内に取り残されたクルマ、列車と衝突

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12月13日午前8時45分ごろ、愛知県春日井市内にある名鉄小牧線の踏切で、踏切内で停止していた軽乗用車に対し、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは線路外に押し出されて中破。運転していた53歳の女性が軽傷を負っている。

愛知県警・春日井署によると、現場は春日井市味美上ノ町付近にある踏切。警報機と遮断機が設置されている。軽乗用車は踏切内で停止していたが、そこに下り普通列車(平安通発/小牧行き、4両編成)が衝突した。

クルマは約30mに渡って押し出され、軌道外で中破。運転していた53歳の女性が足を打撲する軽傷。列車の乗客乗員約30人にケガはなかった。

事故を起こしたクルマは、前方が渋滞しているにもかかわらず踏切内へ進入。進むことができずにいたところ、遮断機が作動して踏切内に取り残されたものとみられる。警察は運転していた女性の回復を待ち、過失往来危険容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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