ガリバー、大型自動車販売店 WOW!TOWNで「国内自動車流通にイノベーションを」

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WOW!TOWN幕張 全景イメージ
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  • ガリバーの羽鳥由宇介社長

ガリバーの羽鳥由宇介社長は、都内で一部メディアと懇談会を行なった。その席で羽鳥社長は「千葉の幕張に設置したWOW!TOWNを、埼玉県の大宮と大阪府の箕面にも展開します。モノのではなく、コトを売る、これからの国内自動車販売の形態にメスを入れたいという想いです」と述べた。

国内の自動車流通に対して攻勢をかけるガリバーは、店舗数の拡大に取り組む。2012年度の直営、FC含めた国内販売店約430店舗から、2018年度には800店舗とすることを目指す。これにより、取り扱う車両の小売り台数は約5万台から約30万台に拡大するとしている。

WOW!TOWNは150〜250台の車両を、クルマを利用する生活者の視点で展示する。車両はオークションに出品される前の在庫で、WOW!TOWNは表向き販売店舗としての役割を担うとともに、ガリバーのモータープールとしての役割も果たしているという。こうすることで「刺身のように鮮度が大切な中古車を腐らせないようにする」(羽鳥社長)仕組みを構築した。

「国内のリテール分野のなかでも進化が極めて遅れているのが自動車。この流通に変化をもたらしたい」という羽鳥社長。WOW!TOWNはその第一手となる。

《土屋篤司》

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