日本政府観光局は11月19日、2011年の「日本の国際会議開催件数」が前年より1割強減少したと発表した。
昨年の日本の国際会議開催件数は前年比12.4%減の1892件で、外国人参加者数は前年比36.7%減の9万1793人だった。
同局では、東日本大震災および福島第一原発事故により、日本で開催が予定されていた国際会議が取り消されたり、延期されたりしたことが要因、と分析している。
国際会議開催件数は、2005年以降毎年増え続けており、減少は6年ぶり。同局では、観光庁とともに正確な情報の発信、会議主催者への支援レターの発出などを行ったことで、開催件数の減少がある程度食いとどめられたと分析している。
なお、都市別の開催件数は、1位が東京23区で470件、2位が福岡市で221件、3位が横浜市で169件などとなっている。