トレーラーが路外転落、積荷の木材が運転席を押し潰す

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14日午前6時ごろ、和歌山県日高町内の国道42号を走行中の大型トレーラーが対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側のガードレールを突き破って路外に転落する事故が起きた。車両は約9m下まで転落し、運転していた38歳の男性が死亡している。

和歌山県警・御坊署によると、現場は日高町池田付近で片側1車線の緩やかなカーブ。大型トレーラーは左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側のガードレールを突き破って、約9m下の休耕田に転落した。

トレーラーの荷台には木材(直径約1m、長さ約12m)が積載されていたが、一部が運転席部分を直撃。運転していた大阪府泉佐野市内に在住する38歳の男性は約3時間30分後に消防のレスキュー隊が救出したが、現場で死亡が確認された。

現場にブレーキ痕が見当たらないことから、警察では居眠りや漫然運転の可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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