メルセデスベンツの高性能部門、メルセデスAMGが11月9日に発表した『SLS AMGクーペ ブラックシリーズ』。同車のワールドプレミアが、ロサンゼルスモーターショー12に決定した。
これは11月12日、ロサンゼルスモーターショー12の主催団体が明らかにしたもの。SLS AMGクーペ ブラックシリーズが11月28日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー12で世界初公開されるとアナウンスされたのだ。
ブラックシリーズとは、AMG車の高性能をさらに引き上げたハイパフォーマンスモデル。SLS AMGの排気量6208ccのV8ガソリンエンジンには、AMGがモータースポーツから得たノウハウを反映させた専用チューニングを実施。最大出力は631ps/7400rpm、最大トルクは64.8kgm/5500rpmと、60ps、1.5kgm強化された。
カーボンファイバーやCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を積極採用し、車両重量は70kg軽量化して1550kgに。トランスミッションは、シフトチェンジ時間を短縮した7速デュアルクラッチの「AMG スピードシフト DCT 7」。0-100km/h加速3.6秒、最高速315km/hというパフォーマンスを達成する。
SLS AMGクーペ ブラックシリーズは、米国では2013年夏に発売予定。AMGはロサンゼルスモーターショー12のスネークプレビューナイトの公式スポンサーを務めており、現地の富裕層にSLS AMGクーペ ブラックシリーズをアピールする計画だ。