ドイツの高級車メーカー、アウディは11月8日、インドで『Q7』の現地生産を開始したと発表した。
Q7はアウディのSUV、「Qシリーズ」の頂点に立つ大型モデル。Q7の現地生産は、アウディが属するフォルクスワーゲングループのシュコダが、インド・マハラシュトラ州に完成させたばかりのアウランガーバード工場で開始された。
Q7は、『A4』、『A6』、『Q5』に続くアウディ4番目のインド現地生産車。アウディは、最大で年間1000台のQ7をインドで組み立て、インド市場で発売する予定だ。
アウディの2012年1-10月インド新車販売は、前年同期比55%増の7273台と好調。すでに、過去最高だった2011年の5511台を超えている。
アウディのフランク・デイビス生産担当取締役は、「Q7の現地生産の開始は、インド成長計画の一環。インドは世界で最も有望な市場のひとつ」とコメントしている