レクサスのスーパーカー、『LFA』。同車とビジネスジェット機との加速対決の映像が、ネット上で公開されている。
この映像は10月29日、レクサスが公式サイトで公開したもの。米国コロラド州の空港の滑走路において、LFAの「ニュルブルクリンクパッケージ」と、米エクリプスアヴィエーション社ビジネスジェット機、『エクリプス 500』が加速性能を競った。
ニュルブルクリンクパッケージは2011年3月、ジュネーブモーターショー11で発表。LFAの性能をさらに研ぎ澄まさせ、サーキット走行重視のセッティングを施したスパルタンモデルだ。
専用チューンが施された4.8リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力570psを発生。6速2ペダルMTのASGは、ギアチェンジの時間を短縮した。サスペンションは、サーキット走行を前提としたチューニング。ハイグリップタイヤやメッシュタイプのアルミホイールも、ニュルブルクリンクパッケージ専用となる。
エアロダイナミクス性能も向上。大型ウイングをはじめ、フロントバンパーには大型スポイラーとカナード(サイドフィン型スポイラー)を装備。素材は軽量なCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)とした。生産台数は、わずか50台だ。
両者の対決は、飛び立ったエクリプス 500が上空で旋回し、滑走路の上を低空飛行するのに合わせて、レクサスLFAが一気に加速する形で実施。果たして、勝者は。