10月26日、『BBSホイール』を生産しているワシマイヤーが会社更生手続を開始した。同社を傘下に持つ小野グループにより発表された。
小野グループの発表によれば、同グループ傘下のワシ興産、ワシマイヤー、アサヒオプティカルの3社について、東京地方裁判所に会社更生手続開始の申立てが行なわれ、これに伴い、同裁判所から保全管理命令が発令されたとの事。
『BBSホイール』はメッシュタイプのデザインで知られ、国産高級車、スポーツカーのオプションの他、フェラーリ、ポルシェ、ベントレー、アストンマーチン、フォードなどにも採用され、数多くのF1チームへも提供されている。
2011年にドイツBBS社が倒産状態になったのを受け、BBSホイールを生産していたワシマイヤー社を傘下に持つ小野ホールディングスが同年12月31日にBBS社のMotorsport部門及びBBSブランドのレーシングホイール・鍛造ホイール商標権を買収していた。
3社は今後も再建に向け事業を継続する。
BBSを販売および輸出入を行うする小野グループ傘下の日本BBSは別会社。