10月30日、米国ラスベガスで開幕するSEMAショー12。同ショーにおいて、フィアット『500』のユニークなカスタマイズモデルが初公開される。
これはフィアットの米国法人で、クライスラーグループに属するフィアットUSAが明らかにしたもの。SEMAショー12において、フィアット『500ビーチクルーザー』がベールを脱ぐのだ。
このフィアット500ビーチクルーザー、フィアット500のオープン仕様、『500C』をベースに、米国西海岸に似合うカスタマイズを施したモデル。クライスラーグループの純正用品開発部門、MOPARが開発を担当した。
目を引くのは、前後のワイドフェンダー。マット仕上げのグレー塗装と相まって、迫力のスタイルを演出している。MOPAR製のアルミホイールは、赤いリムが特徴だ。
また、MOPARのルーフラックには、サーフボードを装着。リップスポイラーやバンパートリム、ドアミラーなどは、アルミ仕上げとした。内装も陽気な西海岸テイスト。
メカニズム面では、MOPARのエグゾーストシステムとエアインテークシステムを装着。若干のパワーアップを果たす。ハンドリング性能を向上させるストラットタワーバーも追加された。
SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーの一大イベント。日本のオートサロンとドイツのエッセンショーと並んで、世界三大チューニングカーショーと呼ばれている。