宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、高校生等を対象とした「筑波宇宙センター ウインター・サイエンスキャンプ2012」の参加者を募集している。12月25日から27日の2泊3日で、講義のほか体験活動やワークショップが予定されている。
筑波宇宙センターでは、H-IIBロケットなどの日本の主力ロケットや地球観測・高速通信などさまざまな分野に貢献する人工衛星、国際宇宙ステーション(ISS)に完成した「きぼう」日本実験棟での宇宙環境利用、そこで活躍する宇宙飛行士など、宇宙開発に関わる最先端技術の研究開発が行われている。
本イベントは、日本の宇宙研究開発拠点である筑波宇宙センターで実施する高校生向け教育プログラム。2泊3日の期間中、講義や体験活動やグループワークを通して、「日本の宇宙開発の過去、現在、未来」を学び、考えていく。
また、ロケットエンジン、衛星の試験モデル、ISS「きぼう」日本実験棟の実物大モデルなどの施設見学、宇宙飛行士の模擬訓練など、宇宙に関する数々の「ホンモノ」に直接触れることができる。